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糖尿病で眠い?

糖尿病で眠い?

食後の強い眠気と血糖値の関係を医師が解説

こんにちは。
岐阜県瑞穂市のぎふ糖尿病・内科クリニックやまうち院長の山内(糖尿病専門医)です。

最近、

  • 「食後に異常に眠くなる」
  • 「日中の強い眠気が続いている」
  • 「糖尿病と診断されてから眠い」

というご相談が増えています。

実はこの“眠気”には

① 血糖値の問題
② 肥満
③ 睡眠時無呼吸症候群

が関係していることがあります。


【結論】糖尿病で眠くなる原因は3つある

糖尿病と眠気の関係は主に次の3つです。

  1. 血糖スパイク(急上昇と急降下)
  2. 高血糖そのもの
  3. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併

順に解説します。


食後の眠気:血糖スパイク

炭水化物中心の食事をすると血糖値は急上昇します。

インスリンの効きが悪い(インスリン抵抗性)場合、

血糖値は急上昇 → 急降下を起こし、これが

👉 強い眠気
👉 だるさ
👉 集中力低下

につながります。

これは「血糖スパイク」と呼ばれます。

糖尿病と診断される前からこのような症状が出る場合もあります。


高血糖そのものでも眠くなる

血糖値が慢性的に高いと、

  • 全身のだるさ
  • 頭が重い感じ
  • 強い眠気

が出ることがあります。

特に、

✔ のどが渇く
✔ トイレが近い
✔ 健診で血糖高値
✔ 体重増加

がある場合は注意が必要です。


見落とされがち:睡眠時無呼吸症候群(SAS)

ここが非常に重要です。

糖尿病のある方は
肥満を合併していることが多く

その結果、

👉 睡眠時無呼吸症候群(SAS)

を合併していることが少なくありません。


睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中に呼吸が止まる病気です。

睡眠中に何度も呼吸が止まると、

  • 深い睡眠がとれない
  • 酸素が不足する
  • 交感神経が過剰に働く

その結果、

✔ 日中の強い眠気
✔ 朝の頭痛
✔ いびき
✔ 血圧上昇
✔ 血糖悪化

が起こります。


糖尿病 × 睡眠時無呼吸症候群の悪循環

睡眠時無呼吸症候群は

  • インスリン抵抗性を悪化させる
  • 血糖コントロールを悪化させる

ことが分かっています。

つまり、

肥満

睡眠時無呼吸

血糖悪化

さらに眠い

という悪循環が起こります。


【チェックリスト】こんな方は要注意

☑ 食後に毎回強い眠気
☑ いびきを指摘される
☑ 朝すっきり起きられない
☑ 首周りが太い
☑ BMI25以上
☑ 血圧が高い

この場合、血糖だけでなく
睡眠の評価も重要です。


当院での検査について

ぎふ糖尿病・内科クリニックやまうちでは

  • 血糖値検査
  • HbA1c
  • 75gOGTT
  • 睡眠時無呼吸症候群の簡易検査
  • 必要に応じてCPAP治療導入

まで対応しています。

糖尿病専門医として
血糖と睡眠の両面から評価します。


【よくある質問(Q&A)】

Q1. 糖尿病だと眠くなりますか?

はい。血糖スパイクや高血糖により眠気が出ることがあります。


Q2. 糖尿病と睡眠時無呼吸症候群は関係ありますか?

あります。肥満を背景に合併しやすく、血糖コントロールを悪化させます。


Q3. いびきがあると糖尿病は悪化しますか?

睡眠時無呼吸がある場合、血糖や血圧が悪化しやすくなります。


Q4. 眠気が強いときは何科を受診?

糖尿病専門内科、または睡眠時無呼吸症候群に対応している内科をおすすめします。
瑞穂市周辺であれば当院で評価可能です。


まとめ

✔ 食後の眠気は血糖スパイクの可能性
✔ 高血糖でも眠くなる
✔ 糖尿病の方は肥満を合併しやすい
✔ 肥満は睡眠時無呼吸症候群を招く
✔ 睡眠時無呼吸は血糖を悪化させる

「眠い」は単なる疲れではなく、
血糖と睡眠のサインかもしれません。

瑞穂市周辺で
「糖尿病 眠い」
と検索している方は、一度ご相談ください。

山内 雅裕
執筆者
山内 雅裕

ぎふ糖尿病・内科クリニックやまうち

院長/糖尿病専門医・内科医

岐阜地区の様々な規模の病院で20年以上にわたり幅広い経験を積んできました。その経験から、病気の予防や早期発見、総合的な診療の重要性を痛感し、当クリニックを開業するに至りました。
当クリニックでは、糖尿病をはじめとする生活習慣病を専門としていますが、総合内科医としても、さまざまな病気の診療に対応しています。
所有資格

日本内科学会 認定内科医

日本糖尿病学会 糖尿病専門医